自分の土地ではありますが、一部道路部分として提供しなければならないのです。このような物件は、価格が安くなる傾向にあります。
自分の土地ではありますが、一部道路部分として提供しなければならないのです。このような物件は、価格が安くなる傾向にあります。
私たちが売却を依頼されて、ちょっと売りにくいなと感じる物件について考えてみたいと思います。
売りにくい、と言っても売れないということではありません。
近隣の相場からみて値段を少し安めに設定した方が良い、
売却に時間がかかる可能性がある、
ということです。
・幅員2m以下の細い路地に面している
・敷地が道路に接していない
このような物件は、建物をつぶしてしまうと再建築ができませんので、価格はだいぶ安くなります。
奥まった土地で、自分の土地に行くために、専用通路を通っていかなければならない物件です。
日当たりが悪くなる、圧迫感がある、等の理由で、評価が下がってしまします。
幅員が3mあれば車は十分に出入りできるので、あまり問題はありませんが、
2mくらいにだと、かなり売りにくい物件となります。
2世帯住宅の物件や、店舗付き住宅など
探されている方が限定される物件です。
このような物件は、相場より少し安くなることがあります。
しかし、そのような物件を探されている方がタイミングよく見つかれば、
希少物件となり、決まりやすいとも言えます。
時間的に余裕をもって売り出されると良いと思います。
最寄り駅からの距離が10分以内だとやはり売れやすいです。
逆に20分以上かかると少し価格が下がるかもしれません。
しかし、加古川市では車をお持ちの方が多いですので、
駅からの距離は気にしないという方も多いです。
やはり、スーパーは近くにあった方が売りやすいです。
大きな商業施設は、近くにあると便利だと好まれる方と
騒がしくて嫌がる方に分かれるようです。
都市部だとあまり関係ないのかもしれませんが、
加古川近郊は車社会ですので、車を止めることができないのは
かなりマイナス要因になります。
塀を撤去するなど、簡単な工事で駐車スペースが確保できるなら
問題ないと思います。
今まで見てきたような物件の売却をお考えの方は、
少し価格が抑えめになる可能性があります。
ただ、不動産は同じもののないすべて一点ものです。
それぞれ違いますので、不動産会社にご相談の上、査定してもらってください。
監修者情報
代表取締役 柳田 伊津美